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光の特徴

光(ひかり)はクチクラは強いですが黄緑色の特徴的な葉をもつ椿です。 木は写真のように横に広がる性質が強いです。葉も特徴的ですが花も特徴的です。 残念ながら取材時期が開花期(3~4月)と合わず写真掲載できていませんが、 白地にピンクの縦絞り柄の花弁をもつ中輪の花です。 1970年代に自然に生えていた株を取り上げた比較的新しい品種です。(写真 都立大島公園椿園)

光(ひかり)管理者コメント

光源氏(ひかるげんじ)という種類の椿もありますが、このツバキは光(ひかり)。 共に白地に桃色の柄が入るのは共通ですが、光源氏の絞りや斑はややグラデーションっぽいのに比べて光の絞りははっきりとしています。 葉の色も特徴的で花も良く平開します。開花期がつばきの中では遅いほうなので、 藪椿や侘助などと並べるとこれらと入れ替わりで華々しく開花します。 木姿も対照的ですから入手できれば並べて庭木で鑑賞するのも面白いと思います。 ただ、明るい印象は茶花には不向きかも。