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四君子の特徴

四君子(しくんし)は濃緑の葉の淵が鋸状になっているのが特徴的で比較的広がって木が育ちます。 花は藪椿に比べると一回り大きく、蕊がやや開きます。写真ではわかりにくいですがかなりな大輪です。 1970年代に自然に実生しているものを取り上げられた比較的新しい品種です。 蕾の写真のように密に蕾が付きまとまって咲くので見応えがあります。(写真 都立大島公園椿園)

四君子(しくんし)管理者コメント

君子は徳識礼儀の四つを兼備えた人物とされ、その4に因んで四君子とは春夏秋冬の蘭竹菊梅のことです。 それらをモチーフにした図柄や模様も四君子と呼ばれています。ここには椿は含まれていません。

花ぶり、蕾の付き方、鋸歯が特徴的な葉、枝ぶりの4点を賞して四君子と命名したと勝手に判断しています。 庭木にも向くと思いますが、苗の入手が困難と思われます。