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講武侘助の特徴

講武侘助は赤紅色の花弁を一重に咲かせます。花弁元は締まり、花弁先は開きますがあまり大きく開かず反りもありません。小さい花ですが多数つけます。1970年代に島根県松江市八束郡講武村の野生ツバキから選抜されて栽培種として発表された種類。天倫寺月光、古代の華とならんで出身は山陰の松江です。

「講武」から江戸時代の講武所や空手道場の講武館をイメージします。ところがそれほど古くなく1970年代の選抜。ツバキの品種改良は歴史がありますがまだまだ現在進行形。(写真 都立大島公園椿園)

講武侘助(こうぶわびすけ)管理者コメント

出身地は「八束郡講武村」。「八束郡島根町」出身の古代の華の命名に比べると随分安直な気がします。あるいはこちらの方が古代の華で、現在の古代の華は島根侘助でも良かったのでは…。と書いて思ったこと。

講武侘助は良い感じの命名ですが、島根侘助だと範囲が広すぎ他の椿と兼ね合いが悪いし何か違う感じ。そこで花の名前の雰囲気から色々ひねって「古代の花」の名前を付けたのかと想像します。このことを調べていて島根県の由来は島根郡だったことに初めて気づきました。すみません、島根の皆様。